住友林業(東京都千代田区)は、同社100%子会社のCrescent Communities, LLC(クレセント社、米ノースカロライナ州シャーロット)が、米投資運用会社Pretium Partners LLC(プレティアム社、米ニューヨーク州ニューヨーク市)と提携し、米国南東部において総額10億ドル(約1136 億円)、3000戸規模の戸建て賃貸開発事業に着手したと発表した。
クレセント社とプレティアム社は、ノースカロライナ州シャーロット、ラリーといった14の主要な成長市場で、戸建て賃貸開発のためのJVを設立。米国南東部を中心に、約3年かけて50~200戸のコミュニティを20~25件開発する。同社グループでは、戸建て賃貸開発事業に必要な戸建て分譲事業と不動産開発事業両方のノウハウを既に有していることから、それらを活かせる同事業への進出を決定。同社グループが土地調達や建築請負、開発企画・管理、資金調達、資産管理を担い、賃貸管理はプレティアム社のグループ会社に委託する。
今後も、全米各地で展開する同社グループの機能を結集し、戸建て賃貸事業の拡大を目指していく。
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