野原ホールディングス(東京都新宿区)のINTO事業推進室は、自宅で簡単にすばやく好みの家を見つけることができるモデルハウス・住宅展示場検索サイト「inTOWN(インタウン)」を、11月から本格的にスタートした。戸建て住宅の購入を検討している人が自宅で好きな時に、無料でモデルハウスのVR内覧や気になるモデルハウスの実地内覧予約などを完結できる。
inTOWNは、コロナ禍による職住一体・戸建て住宅への需要増に対応したもので、全国の9割の住宅展示場・モデルハウスを網羅しているといい、注文住宅展示場343会場・モデルハウス4325棟の情報収集と検索が可能。現在モデルハウスのうち、VRに対応しているモデルハウスは509棟で、さらに増やしていきたい考え。
これまで戸建て住宅を購入する際は、住宅展示場や各住宅会社のホームページ、住宅情報サイトなど複数の情報源から理想のモデルハウスを探す必要があったが、同サービスでは複数の検索パターンにより「好みの家」や「重視したい家のポイント」を具体化して、同サイト内で比較検討できる。自分のライフスタイルや好み、自分がイメージする暮らしなど条件に合うモデルハウスや住宅会社が一つのサイトで提案できるので、家選びを効率化し、「持ち家探し」をサポート。ユーザーは、自宅でモデルハウスを様々な角度で隅々まで閲覧、寸法まで確認可能。接触を避けながら、限られた時間で家族とともに家の購入を検討することができる。
今後は、分譲住宅情報を追加するとともに、モデルハウス棟数を年間1000棟以上拡大していくという。
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