ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、住宅会社の営業担当者などを対象にした民間資格制度「住宅FPローンアドバイザー」を5月から開始する。
新資格「住宅FPローンアドバイザー」は、住まい手の人生設計や老後資金までを視野に入れたうえで、住まいと資金の最適なプランをアドバイスする能力があることを認定する制度。同社の営業研修「FP講座」の受講と卒業試験の合格が資格取得の条件となる。
「FP講座」は全6回あり、住まい手の2大不安である「予算と時期」を解消する手法を実践的に学ぶ。たとえば「年収が下がっているから賃貸の方が気楽」「頭金が足りないからもっと貯めてから買おう」といった消費者に対しては、持ち家を取得するメリット、頭金を貯めるリスクー金利の上昇、購入までの家賃負担、老後の残債ーの伝え方を具体的に習得する。なお、講座への参加には、同社が運営する住宅・不動産会社ネットワーク「リライフクラブ」に会員登録を行う必要がある。
第1回試験は5月25日、受講料は税込み1万500円。
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