YKK AP(東京都千代田区)は12月6日、ユニット型持ち出し式バルコニー「ルシアス バルコニー」に、アウトドアリビング空間として使える「奥行4尺サイズ」を追加する。
奥行を従来より300mm大きくした奥行4尺サイズ(内法有効寸法1046〜1087mm)をラインアップ。在来工法による一般的な躯体式バルコニー(奥行4尺)よりも最大有効内法寸法が23mm広くなる。バルコニーを洗濯物干し場としてだけでなく、イスやテーブルを置いて食事やお茶を楽しんだり、ガーデニングスペースとするなど活用の幅が広がる。
また、室内側に段差が発生しない「単純段差仕様」により、窓枠をまたがずに安全に出入りができると同時に、床からの立ち上がりがないぶん室内とバルコニーとの一体感・開放感が増す。
子どもの転落防止に配慮して、手すり高さを1200mm以上、格子隙間を90mm以下とし、全デザインによじ登りにくくするための「後付け手すり」をオプションで設定。このほか、バルコニー下部の構造を利用して簡単に日射遮蔽商品「アウターシェード」やグリーンカーテンを取り付けられるようにした。
施工対象は木造在来工法・2×4工法の3階まで。外壁仕上げ前に先付けブラケット、外壁仕上げ後にバルコニー本体を取り付ける。
デザインは、格子系7種類、パネル系3種類。色柄は、パネル・格子・手すりが9種類、支柱・桁・梁が5種類。
税別参考価格は79万5000円(持ち出し式[胴差し納まり]、横格子、樹脂製デッキ材、桁隠しなし、アルミ+木調色、2間[3640mm]×4尺[1155mm])。
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