ナック(東京都新宿区)はこのほど、北海道で住宅事業を展開している三五工務店(北海道札幌市)と共同開発したビルダー・工務店向け新商品「SUN.」(サンドット)の販売を開始したと発表した。両社は、三五工務店のもつ経営や商品ノウハウと、ナックの企画・コンサルティングおよびネットワークを活かした販売力をシステム化することを目的に業務提携を実施。おうち時間が増えたことなどにより、住まいに対して機能性だけでなく“暮らしを楽しめる家”が求められるようになっており、シンプルでコンパクトな住まいへのニーズも高まっているとして、「楽しい暮らし」をテーマに高性能な規格住宅と販売ノウハウをシステム化した同商品を全国のビルダー・工務店に提供していく。
「家を建て終わってからも楽しい暮らし」をコンセプトに、三五工務店が企画・開発した3種類の規格住宅(DO、SKIP、SMART)と、ナックの住宅事業のsuzukuriが企画・開発した2種類の規格住宅(Hutto、Viento)の計5商品を提供する。同時に、導入企業の体制強化を実施。「経営」「教育」「商品」「工務」「接客」「集客」の6つの柱を徹底的に見直し再編成することで、顧客対応力に秀でた強い工務店経営を実現するとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。