化学会社のダウ・ケミカルは5月2日、福島県相馬市へ寄贈する「ダウ相馬井戸端長屋」の建設を完了したことを発表、同日付で正式に所有権を相馬市へと移行した。
寄贈する「ダウ相馬井戸端長屋」は、東日本大震災で住む場所を失った相馬市の高齢者向けに建設した集合住宅。バリアフリー平屋建てで、それぞれ2部屋、固有のトイレ、風呂場、台所を備えた12個室を完備している。
当日は、同社日本代表取締役社長・ディエゴ・ドノーソ氏が寄贈を記念して、同社の断熱材「スタイロフォーム」で作られたカギを、相馬市長・立谷秀清氏に手渡した。
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