ケイミュー(大阪市)と住友金属鉱山シポレックス(東京都港区)は、窯業系サイディングと軽量気泡コンクリート(ALC)を組み合わせた非住宅向けの外壁工法「FIRDOLA(フィルドラ)」を共同開発し、11月から首都圏・関東エリアで先行発売した。
工場内で胴縁用アンカーを埋め込んだALCパネルをベース板とし、そこに窯業系サイディングのデザインパネルを取り付けるダブルレイヤー仕様。壁面を2層にすることで防水性を確保し、ALCパネルが耐火・耐久・断熱性を、窯業系サイディングがデザイン性・耐候性・光触媒技術によるセルフクリーニング機能を発揮する。
サッシ工事後に胴縁工事と内装工事を同時に行えるため、工期短縮につながるとする。また将来、ベース板と胴縁はそのままに、デザインパネルのみ張り替えることもできる。
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