八清(京都市下京区)は11月8日、新しい“家購入の考え方”を提案する中古リノベーション住宅「sumor(スモア)」の販売を開始した。2軒の物件を皮切りに、随時リノベーション物件が完成次第、販売物件を増やしていく予定。
「sumor」は家の購入時の視点を提案、安心・安全・快適だけではなく“+more”の価値がある住まいの提供を目指し、同社独自の指標で資産価値を算出。基準をクリアした物件販売する。
近年、京都市内での宿泊施設の増加などにより不動産価格が高騰し、居住者離れが深刻化している。こうした背景をふまえ、居住用住宅購入を躊躇させる要因となる転勤や老後の資金などの悩みや不安要素に応えられる商品を開発した。
一般的な住宅購入で重視されがちなエリアや部屋数などの居住環境以外の家選びの視点を提案し、京都での住宅購入の心理的ハードルを下げ、居住者を呼び戻すことが狙いだという。
同社によると、自社で2008年〜2021年に施工・販売したリノベーション物件の再販売は、約95%が値下がりしていないという。
不動産としての価値が下がりにくい物件を選定し、安心して暮らせるデザイン性の高いリノベーションを施すことで資産性の高まり、数年先でも価値が下がりにくい物件になるという。
11月13日には、京都市内でオープンハウスを行う。予約不要・入退場自由。詳細はこちら。
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