パナソニック ハウジングシステム事業部(大阪府門真市)は、インテリア建材「ベリティス」を刷新して2022年2月14日から順次発売する。従来の3つのシリーズ「ベリティス」「ベリティスプラス」「クラフトレーベル」を「ベリティス」に一本化して選びやすくし、ドアを中心に新機能や新柄を追加。新「ベリティス」として、7年10ケ月ぶりのリニューアルを図った。
同社の調査では約36%の人が「リフォームするならリビングに手を加えたい」と回答するなど、在宅時間の増加に伴い、リビングを中心に室内空間を使いやすい間取り、スペースに変えたいという要望が高いことがわかった。また、健康意識の高まりや、ユニバーサルデザインへの需要も高まっていることを受け、新しいベリティスでは、色柄の追加だけでなく、マグネット対応ドア、抗菌・抗ウイルス加工など新機能を追加した。
内装ドアは、どんなスタイルの部屋にもなじむ「スタンダードレーベル」、デザインとディテールにこだわった「クラフトレーベル」、美しく品格のある「プラスレーベル」の3レーベルを展開。5柄を新たに追加し全16の色柄と58種類のデザインで業界最多の827通りの組み合わせが可能となった。
ドア以外にも、造作壁工事を行うことなく在宅ワークスペースをつくれる「しきり窓」や、ガラスの素材感で部屋をスタイリッシュに仕切る採光引き戸「AirView(エアビュー)」、マグネット対応のドアパネルなどもラインナップに追加。さらに抗菌、抗ウイルス、室内空気環境、耐傷・耐汚染、耐薬品性能の5つの性能全てを満たす製品を「クリーンプロダクツ」として提案する。
非住宅市場への参入も本格化させ、福祉施設向けに、非接触で開けられる自動ドアや閉める動作が不要で無理な姿勢にならない引き戸など独自のユニバーサルデザイン機能を取り入れた製品を拡充する。
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