オカムラ(横浜市)は、カーボンニュートラルの実現に向けて、「カーボンオフセットプログラム」を2022年1月から開始する。同プログラムでは、オフィス製品の原材料調達から製造、輸送、廃棄までの製品ライフサイクルを通じて、CO2の排出量を正しく計算し、排出量と同等の排出権(クレジット)付きの製品を提供する。これにより、消費者は対象製品を購入することで、温室効果ガス削減活動に寄与することができる。オフィス製品におけるサーキュラエコノミー(循環経済)の概念に基づき、限りある資源をより長く有効に使用し、廃棄物の発生を最小化するものづくりを目指す「サーキュラーデザイン」の考え方も新たに策定した。
同社は1997年から、「環境配慮の波を自ら起こし、その波に乗る」という「GREEN WAVE(グリーン・ウェーブ)」の考えの下、独自の環境基準を策定してきた。同プログラムの導入により、この取り組みを大きくレベルアップさせるとする。
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