大建工業(大阪市)は、持続可能な社会の実現に向け、環境課題への長期的な取り組み姿勢と方針、目標を定めた「DAIKEN地球環境ビジョン2050」を策定した。
同ビジョンでは、「資源循環の推進」などの環境方針のもと、長期目標として「廃棄物の再資源化率100%」、「温室効果ガス排出量ネットゼロ」、「自然環境への負荷低減」を掲げている。具体的には、2050年までに「廃棄物の最終埋立処分量ゼロ」、「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」、「ラワン材の使用ゼロ」の3つのゼロの達成などを目指す。
また同社では、環境課題への取り組みの一環として、金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言への賛同を表明。TCFDの提言に沿って気候変動がもたらす自社事業への影響を分析し、環境と経済を両立させる経営戦略へと反映させるとともに、適切な情報開示に取り組んでいくとする。
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