一級建築士事務所の南勝(大阪市)はこのほど、全国の戸建てを所有している25歳~59歳の男女490人を対象に「土地選び」について調査を実施し、その結果を発表した。
自宅を購入・建築する際、その土地に自然災害リスクがあるか調べたか聞いたところ、「特に何も調べなかった」が56.7%と最多。「先祖代々の土地だから調べなかった」(13.9%)と合わせると70.6%にもなり、多くの人が土地や家を購入する際に何も調べていないことがわかった。一方、調べた人の中で最も多かった調査方法は「ハザードマップで調べた」(17.6%)だった。次いで「不動産会社や住宅メーカー、建築士など専門家に聞いた」(7.1%)、「地盤調査データを調べた」(6.1%)、「地盤調査した」(5.1%)、「地歴(古地図)を調べた」(4.1%)となった。
調査日は10月19日。
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