積水化学工業(大阪市)の高機能プラスチックスカンパニーは10月、防火区画貫通措置時の開口部のパテ埋め作業を不要にした「フィブロックNEO」(PF管・ケーブル貫通用)を10月に発売する。
従来の工法では、区画貫通部の開口部をパテで埋める工程と技術力が必要なうえ、パテ埋め部をシートで覆うため、施工完了時の状態を目視検査するのが難しかった。新商品は、そのパテ埋め作業をなくし、簡単・確実に施工することができる防火区画貫通措置部材。
専用のフィブロックNEOシートを留め具で壁に固定し、カバー材を針金で巻き付けるだけ。パテ埋めが必要だった従来工法に比べ施工時間を半分以下に短縮できるとする。また、パテ埋めが要らないため、施工完了後の追加のケーブル配線にも対応できる。
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