ヤマト住建(神戸市)はこのほど、エクセルシャノン(東京都中央区)が開発した真空断熱ガラス樹脂サッシ「シャノンウィンドSPG」を使用したモデルハウスを兵庫県姫路市にオープンすると発表した。
シャノンウィンドSPGは、国内樹脂サッシの中で最高クラスの断熱性能を実現する「壁を超える窓」として開発。開口部において、2016年省エネ基準相当の壁の熱貫流率U値0.53W/(m2・K) を上回る、Uw値0.52W/(m2・K)を実現する。2021年度グッドデザイン賞を受賞するなど、意匠性と高断熱化を両立した仕様で注目を集めている。
モデルハウスでは、エアコン1台で全館空調できる「YUCACOシステム」も搭載し、温度差の少ない快適な空間を体感可能。コロナ禍においてLDKにウイルスを持ち込まない動線や、リモートワークに集中できる空間、屋上庭園なども見どころとなっている。
同社は、窓の断熱を強化し、脱炭素社会へ向けて更なる省エネ住宅の発展に寄与するとしている。
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