不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月25日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての9月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4058万円で、前月比0.6%上昇。8エリア中7エリアで前年同月超えとなり上昇傾向が続いている。特にさいたま市はプラス11.1%と2桁の上昇となった。また、東京都下、横浜市・川崎市、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の5エリアで2017年1月以降最高額を更新した。
エリア別では、東京都下、埼玉県他で、4カ月連続で過去最高額を更新。一方、東京23区は前月比0.5%減の5950万円となり、6000万円台目前で7カ月ぶりに下落した。平均価格指数は、コロナ禍以降の2020年中頃から上昇し始め、2021年2月から特に上昇傾向が顕著となっている。
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