国土交通省は10月19日、2021年度建設投資見通しを公表した。2021年度の建設投資は、2020年度の補正予算等に係る政府建設投資が見込まれることなどから、総額62兆6500億円となる見通し。前年度(60兆9000億円見込み)比で2.9%増となった。このうち住宅投資は、民間と政府合わせて15兆8100億円(前年度比1.5%増)との見通しを示した。
建設投資のうち、政府投資が24兆5300億円(同2.4%増)、民間投資が 38兆1200億円(同3.2%増)となる見通し。建築投資が38兆3500億円(同2.2%増)、土木投資が24兆 3000億円(同4.0%増)の見通しだ。
住宅投資15兆8100億円のうち、民間住宅投資は15兆3500億円(同1.5%増)の見通し。
また、2021年度の建築補修(改装・改修)投資は、7兆4900億円(同2.7%増)の見通しとなった。このうち、民間建築補修(改装・改修)投資は6兆300億円(同2.9%増)。建築投資全体に占める建築補修(改装・改修)投資の割合は約20%となっている。
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