清水建設(東京都中央区)は10月1日から健康経営推進策の一環として、勤務時間中を禁煙とするとともに、本社をはじめ同社が管理する国内外の常設事業所内の喫煙所を廃止した。
2020年4月に全面施行された改正健康増進法を受けて、「喫煙が及ぼす健康被害から従業員を護る」ことを目的に、喫煙対策を徹底すべく勤務時間中の禁煙を制度化した。喫煙者の「卒煙」を支援するため、従来から実施していた本社診療所における禁煙外来の対応に加え、保健師による禁煙挑戦者へのメールサポート、デジタルサイネージや社内報を利用した禁煙メッセージの発信も実施する。
同社は2019年に策定した中期経営計画の中で「健康経営の推進」を掲げ、健康経営宣言を行っており、今後も従業員の健康増進と職場環境の改善を継続させ、一人ひとりの働きがいと幸福度の向上を目指すとしている。
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