新建ハウジング最新10月20日号では、地域工務店による「マンションリノベ」を特集しました。
「生涯顧客」の創出を企業理念として掲げ、地域密着スタイルの住宅事業を核に家具やカフェ、民泊など多角的な経営を行うプロデュース(富山県高岡市)。同社はこのほど、マンションリノベーションの専門店を立ち上げ、 富山駅に近い中心市街地に常設のモデルルームをプレオープン。中古マンションを仕入れてフルリノベーションして販売する買取再販と、既存マンションのリノベーションを本格展開します。
メインの戸建て住宅が堅調なタイミングを見計らって、新しい事業の柱をつくり、市場縮小時代に備えた布石を打ちました。社長の新川篤志さんは「戸建て住宅で培ってきた技術力や営業ノウハウを生かしながら、競合の少ない市場で事業展開していく」と述べます。三方良しを掲げる、そのビジネスモデルについて迫りました。
そのほか、湘南乃工務店(神奈川県藤沢市)が、同市内に県産材の「丹沢材」を活用したツーバイフォー工法による4階建て(高さ12.525m)・延べ床面積 323.64㎡の木造ビルを新築した事例や、全館空調・マッハシステムの導入など、先導的な高性能住宅を追求してきたアイ・ホーム(宮崎県宮崎市)の新社長に就任した宜野座俊彦さんも登場します。
将来的な医療・建築連携を目指した業界横断の座談会を行いました。健康・省エネ住宅を推進する国民会議の理事長として、健康な住環境の普及に取り組んできた上原裕之さんが今、「真の健康住宅を目指した医療・建築連携」の実現を目指し、準備を進めています。
連携のファーストステップとして、日本医師会常任理事の羽鳥裕さん、大野建設会長の大野年司さんを交え、お互いの理解を深めるための座談会を開催。「医療と建築の連携はなぜ困難なのか」「医療従事者は住環境問題に関心を持っているのか」「互いを信頼し合うためにはどうすればいいのか」―など“ホンネの対話”が繰り広げられました。【栁原潤】
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