BSIグループジャパン(神奈川県横浜市)は10月19日、個人に対するBIM専門知識を証明する資格「BIM資格」の運用を開始したと発表した。
同資格はBIMに関する専門的知識を持っていることを証明するもので、BSIが実施する研修を受講し、試験に合格すると取得できる。資格取得者には、資格証明書および成績証明書を発行。証明書は英文で発行され、グローバル資格保有者として証明できる。
また、専門知識の習得を証明する「BSI資格マーク」が付与され、資格マークを名刺、プロフィール、SNSなどに掲載可能。自組織内だけでなく、ステークホルダーに対してBIMのスキルと経験を証明できるため、安心感を与えることができるという。
急速にデジタル化が進む建設業界において、3Dモデリングを使用して、設計から建設、保守、廃棄に至るまで、建設資産のライフサイクル全体の情報管理が行えるBIMは導入の需要が拡大している。BIMに関する専門知識を有した人材の育成や、担当者の力量を証明する仕組みが重要となっており、同資格は知識の実用化と継続的な専門能力の開発につなげるために活用できるとしている。
資格は「BIM プロジェクトインフォメーション」「BIM アセットインフォメーション」で構成され、それぞれプラクティショナー、プロフェッショナル、認証プロフェッショナルに分けられている。
BIM資格に関する詳細はこちらから。
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