国土交通省は10月15日、「グリーン住宅ポイント制度」の2021年9月末時点での実施状況を公表した。累計のポイント発行数は、先月から4万3000戸、116億ポイント増えて、合計で(新築、リフォーム、既存、賃貸)10万4802戸、302億8132.7 万ポイントとなった。その内、新築は6万8813戸、267億7410万ポイント。
9月のポイント申請の合計は5万9712戸で、その内、新築が3万5765戸、リフォームが2万1165戸だった。ポイント発行数は、新築が2万5717戸で99億7460万ポイント、リフォームが1万6229戸で14億8386.9万ポイントだった。
ポイントは、10月31日までに契約を締結した一定の省エネ性能を有する住宅の新築(持家・賃貸)、一定のリフォームや既存住宅の購入を対象に発行する。
申請期限についてはこのほど、窓口・郵送は11月30日、オンラインは12月15日までの延長が決まったが予算の執行状況により、期限より前にポイント発行申請の受付を終了する場合がある。グリーン住宅ポイント事務局ホームページでは、最新の予算に対するポイント申請額の割合(概算値)を随時公表している。10月14日受付時点でのポイント申請額の割合は55%となっている。
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