総務省消防庁はこのほど、8月の「熱中症による救急搬送状況」を発表した。それによると、全国の熱中症による救急搬送人員は1万7579人で、昨年8月の4万3060人と比較すると、2万5481人減少したことがわかった。
年齢区分別では、65歳以上の高齢者が9801人と最も多く55.8%を占めた。次いで18歳以上の成人が6427人(36.6%)、7歳以上の少年が1253人(7.1%)、乳幼児が96人(0.5%)と続いた。
発生場所別でみると、住居が最も多く7170人(40.8%)で、道路が3045人(17.3%)、仕事場(道路工事現場、工場、作業所等)が2314人(13.2%)、公衆(屋外)1852人(10.5%)の順となっている。
消防庁では「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントとして、こまめな換気や適宜マスクをはずすことなどを呼び掛けている。消防庁「熱中症情報」こちらから。
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