シナネン(東京都港区)は、施工を大幅に簡略化した木造アパート向けの防水仕様玄関床「玄関防水パン」を発売した。
シナネンが培ってきた洗濯機防水パンの技術を住宅の玄関に応用。東リ(兵庫県伊丹市)との共同開発により、床材シートを一体化して成型した。これにより、従来の木造アパートの玄関床では、それぞれ異なる専門業者による(1)防水、(2)下地、(3)表面仕上げの3工程が必要だったが、新製品はそれらを解消。玄関土間の大きさに合わせてトレイを設置し接着剤で貼り付けるという1工程だけで施工が完了する。
また、床材のデザインバリエーションを多数用意。オプションで、ノンワックス仕様や抗ウイルス仕様の床材シートを選ぶこともできる。
標準サイズ770×875×30mm(土間寸法に応じてカスタマイズ可能)。税別5万円。
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