本日から新企画「新建ハウジングDIGITAL編集者が選ぶニュース3本」がスタートします。当サイトにて、直近1週間に配信した事例や分析記事、ニュースを、その名の通り私たち編集者が3本厳選して、毎週日曜日に紹介していきます。
「大型パネルは業界を変えるか」。プラスワン(現ワンテーママガジン)2020年1・2月合併号で、表紙を飾った言葉です。2030年に約21万人まで減少するといわれている深刻な大工不足。職人離れ、就業者減少、高齢化・・・。特集当時と比べても、その流れは加速する一方です。
2019年4月に施行された「働き方改革関連法」によって、時間外労働の上限規制が見直され、2024年4月から建設業にも適用されます。業務効率化や現場の生産性向上は、待ったなしの状況です。こうした課題を解決するための一環で、大型パネルを実際に導入して家づくりを行っている工務店の事例記事をピックアップしました。そのほか、反響の大きかった「新築構造検査で8割に『施工不良』が確認された」というインパクトの強いニュースも選んでいます。
大型パネルは地場工務店の武器になる
住宅建築の「現場」における業務効率化と生産性向上は、アフターコロナへの生き残りに向け、待ったなしの課題だ。そんな中で今、ウッドステーション(千葉市)が全国展開する、これまで現場で行ってきた躯体の施工の一部を工業化する木造大型パネルが・・・続きはこちら
大型パネルで高断熱化の課題を解決
高断熱化は耐震と並ぶ性能設計の核であり、耐久性に影響するほか、災害時にインフラから断絶された状態での避難生活を可能にする。一方、高断熱化に際しては施工の確実性と省力化が求められる。ここでは、梶原建築(山梨県富士吉田市)の「塩出ケ崎の家」を例に、施工の課題の解決手法と・・・続きはこちら
【深層】新築構造検査で8割に「施工不良」確認
さくら事務所(東京都渋谷区)はこのほど、2019~20年に行った木造住宅の新築工事現場チェックで、構造部の検査を行った182件のうち、82%に当たる150件に施工不良が見つかったことを明らかにした。接合金物の付け忘れ、耐力面材の施工時に・・・続きはこちら
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