LIXIL住宅研究所(東京都江東区)フィアスホームカンパニーはこのほど、働き方改革やコロナ禍により変化している生活スタイルを考えた新商品「おうち時間を楽しむ『アリエッタ』」を発売した。
同商品では、時代のニーズに合った暮らしを実現するため「家族で過ごす時間」「自然を楽しむ時間」「ONの時間」をコンセプトに提案する。リビングコンテナや室内窓で家族がほどよくつながるLDKや、外からの視界を遮りながら採光・通風を確保できるセカンドリビングのようなインナーバルコニー、ほかの部屋と区切られた集中できるワークスペースなどを取り入れている。同社のオリジナル断熱パネル「eパネル」によって、ZEH基準を上回るHEAT20のG1レベルの断熱性能を確保しているほか、光や風、自然を感じられるパッシブデザイン採用で、永く住み継がれる住まいとなっている。
近年、脱炭素社会の実現に向けた取り組みによって、住宅の省エネ化が加速しているのに加え、働き方改革や新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増加するなど、生活スタイルが大きく変化している。同社は、在宅ワークに関して「在宅時間が長いことで光熱費が上昇」「仕事専用スペースを確保したい」「自然光や風を取り入れたい」といったニーズがあることなどから、同商品を開発。変化する住まいのニーズに合った暮らしの実現を提案する。
2021年度の販売目標は200棟。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。