東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)はこのほど、脱炭素分野の海外エネルギーベンチャー企業への投資に特化した「脱炭素テックファンド」への出資を決定したと発表した。
同ファンドは、ENECHANGE(東京都千代田区)が運営参画するJapan Energy Capital により設立。投資先企業は、欧米など海外における再生可能エネルギーの普及拡大に寄与する先進的な技術、ソリューションを持っている。これらの企業への投資を通じ、海外のカーボンニュートラル関連技術や事業を取り込み、日本国内での優先的事業展開や事業シナジーを生むことで、脱炭素社会の実現を加速させることを目的に設立されたファンドとなる。
同社では、カーボンニュートラル社会をスピード感を持って実現するためには、自社の技術・知見に加え、他社との共創が必要とし、今回の出資を決定。同ファンドへの参画を通じ、エネルギーマネジメントや蓄電分野などにおける海外企業との事業・技術面での関係強化を促進していく。
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