経営コンサル会社のインタープライズ・コンサルティングは、全国の中堅クラスの住宅・不動産関連企業90社が参加するネットワーク組織「リンカーンクラブ」の交流会で、業界ナンバーワンの営業マンを決める「L-1グランプリ」の受賞者を決定、20日表彰をおこなった。
同グランプリは、覆面調査員が実際の営業現場に来場し、担当した営業マンのサービス力・セールス力・組織サポート力を総合的に調査し、その評価点数を競うもの。6回目となる今年はクラブ内外を問わずエントリーを募集し、68社130店舗と過去最大規模の応募となった。
戸建注文・戸建分譲・マンション・リフォーム・売買仲介の4部門をあわせた総合1位は大英産業のマンションギャラリー「サンパーク徳力Ⅲ」(福岡県北九州市)。総合2位は同率で中商岸和田スタジオ(大阪府岸和田市)と(株)木の花ホーム・宇都宮ベルモール展示場(栃木県宇都宮市)の2社がそれぞれ受賞した。
総合1位を受賞した大英産業サンパーク徳力Ⅲで覆面調査員に応対した田中真吾さんは「私が営業で力を入れてきたのは、マニュアルの前に、お客さんとの話をきちんと聞き、お客さんにとっての『窓口』としてきちんと関係性をつくること。それが今回の結果につながった。まだまだ改善点があるのでさらに努力し、再度この場に立ちたい」と受賞の喜びを語った。
部門別の平均点は、マンション(148点)、戸建注文(135点)、売買仲介(124点)、戸建分譲(121点)、リフォーム(104点)となった。
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