山際建設(埼玉県川口市)は9人の社員大工を抱え、新築からリフォームまで、地域の幅広いニーズに対応する。求人サイトを使い、直近2年で6人を採用するなど成果を挙げている。入社後は成長の度合いに応じて仕事を配分。希望に応じて大工から営業や設計に転身させ、大工以外の人材を、大工を起点に確保していくことにも取り組んでいる。
特に新卒採用では、地元の工業高校や職業訓練校に求人を出す工務店も多いが、同社の採用ルートは、新卒・中途のどちらでも、インターネットが中心だ。最近は、求人検索サイト・Indeed(インディード)を利用している。
過去には、その他の求人サイトも利用したが、最も相性が良く、成果があがったのがインディードだった。全国どこからでも求人情報を見られるため、遠方から応募があることも。自社サイトに掲載の施工事例にひかれた志望者もいたそうだ。
社長の山際健之さんは、社員大工を抱える工務店の少なさが、志望者の注目をひく、そもそもの要因だと捉えている。さらに「若い大工がいるから若者が集まる」と、若手大工の存在そのものが、採用活動に強く作用していると見る。
能力を見て居場所をつくる
同社でももちろん、若手はベテランの下で経験を積む。ただ、各人の技術レベルに応じ、作業内容で複数の現場に振り分けることもある。例えば・・・
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