不動産評価サイト「TAS-MAP」を運営するタス(東京都中央区)は、東京の賃貸住宅の新規供給について「トレンドが23区中央東側に移った」と発表した。
同社によると、台東区、墨田区、江東区の中央東側の3区では、不動産投資ブームが活況を帯びてきた2005年から賃貸住宅の平均築年数が新しくなっており、新規供給が活性化していると指摘。しかも、不動産投資ブームが落ち着いた08年以降も3区の新規供給が継続しているとする。東京駅までのアクセスがよく、通勤・通学の利便性が高いこと、また今年5月22日に開業する東京スカイツリー周辺の再開発、豊洲・東雲地区の再開発などにより引き続き好調をキープするとみる。
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