「資産価値の落ちない、くらしつづける価値のある家づくり」を掲げ、大分県内で“高付加価値住宅”を展開する西日本グッドパートナー(大分市)は、家づくりで磨いたノウハウや地域性を生かしながら、ホテル運営や別荘建築といった新たな事業に乗り出した。
同社を率いるのは今年5月に社長に就任した37歳の髙倉潤さん。地域の人たちに豊かな暮らしと高品質な住まいを提供しながら、企業としても成長していきたい考えだ。既存の枠組みにとらわれない自由な発想のもとで多角的な経営を推し進めながら、新たな地域工務店の在り方を示す。
西日本グッドパートナ―は、分譲住宅を含めて、全棟構造計算による耐震等級3、耐風等級2、UA値0.48~0.5W/m2Kを標準化。2×4工法かSE構法を採用し、意匠性の高さとパッシブデザインも特徴としている。大学で建築を学び、設計事務所経営の後、家業を継いだ社長の髙倉潤さんは、野池政宏さん(住まいと環境社)から快適な温熱環境や省エネを実現するパッシブデザインについて学び、自社が提供する住宅に落とし込んでいる。「高付加価値住宅」として、2200万~4000万円の価格帯で注文住宅を手掛ける。
住宅とのシナジーを発揮
同社は今年、社内にホテルや別荘、ワーケーション施設の企画・開発から設計・施工、運営までを行う「リロケーション事業部」を立ち上げ、第1弾の事業として6月に・・・
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