国土交通省は10月5日、各種データを横断的に活用するための連携基盤「国土交通データプラットフォーム」で、3D都市モデル(PLATEAU)と国土地盤情報の連携対象データを拡充したと発表した。
PLATEAUはこれまでの28都市から全56都市に増加した。今年8月に、Project PLATEAU(日本全国の3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化事業)によって、全国56都市(面積約1万km2、建物約1千万棟)全てのオープンデータ化が完了していた。
また、全国のボーリング結果等の地盤データを収集する国土地盤情報に関しては、これまでの約14万件から、約25万件に拡大した。
「国土交通データプラットフォーム」は、国交省が多く保有するデータと民間等のデータを連携し、フィジカル(現実)空間の事象をサイバー空間に再現す るデジタルツインを実現することが狙い。業務の効率化や施策の高度化、産学官連携によるイノベーションの創出を目指すとしている。
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