前田建設工業(東京都千代田区)と前田製作所(長野市)は両社協力によりロボットアーム型木材加工機「WOODSTAR(ウッドスター)」の販売事業を開始した。10月から全国のプレカット工場に向けた販売をスタートする。
同製品は、汎用のロボットアーム先端に自動ツール交換機を装着し、2機ペアで加工材を垂直に設置することにより、従来の加工機では難しかった大型部材の加工が可能。ロボットアームは6軸で動き、曲線の多い造形物の加工など、複雑な形状も加工できる。
加工形状の作成からロボット動作設定までをセミオートで操作できる専用ソフトを使用するので、工場オペレータが簡単に操作することができる。非住宅建築で急速に普及が進むBIMで作成されたデータにも対応しており、建築分野と木材加工をDX化で繋げ、生産性向上を目指す。
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