国土交通省は9月30日、本年度の「人生100 年時代を支える住まい環境整備モデル事業」第1回公募に対して応募があった6事業の中から、▽誰もが暮らし続けられるすまいと地域の拠点づくり―空き家になった京町家の活用(京都市、居場所よっとーくりゃす)、▽ホテルの機能とサービスをいかした多世代・多用途の利用を図る複合拠点施設再生(茨城県鹿嶋市、まちづくり鹿嶋株式会社)、▽地域課題をつなぎ、分け隔てなく皆が交わる小さなまちの実現(青森市、株式会社いきいき)、▽お独りでも「安心住まい」「安心生涯」~終活プラン作成で最適住まいと管財・看護、相続執行までをトータルサポート~(宮崎県都城市、特定非営利活動法人ライフサポートセンターHAPPY)――の4事業を選定した。
同事業はライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応して、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、民間事業者等による先導的な事業を支援する。補助率は建設工事費(建設・取得):1/10、改修工事費2/3、技術の検証費2/3。
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