化粧スレートの耐久性
近年、金属屋根に少しシェアを奪われたが、化粧スレートは現在でも大きなシェアをもつ屋根葺き材だ。支持されている理由は価格。あらゆる屋根葺き材のなかで、材工の価格が最も安価な材料である。「1990年代頭ごろ、材工のm2単価は4200円だった。それが今は2800円。金属屋根の立平葺きとの競争もあり、材料価格も手間賃も下がっている」と安達さん。化粧スレートの需要は変わらないが、材料の中身は2000年に入って以降、大きく変わった。最大の変化は・・・・
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続きは、『新建ハウジング別冊・プラスワン1・2月号/大型パネルは業界を変えるか』(2020年1月30日発行)P52〜59に掲載しています。
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