国土交通省は9月27日、8月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は0.6%の不足となり、7月と比べ0.6ポイント不足幅が拡大。前年同月比では不足幅が均衡(前年同月0.6%の不足)となった。
職種別の状況では、すべての職種で不足。特に型枠工(土木)が1.9%、鉄筋工(土木)が1.8%、左官の1.7%と不足率が大きい。また、配管工の過不足率について対前年の減少幅が大きくなっている(1.3%→0.7%)。
新規募集の過不足状況については8職種計で前年同月を上回る不足率。8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2021年8月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1607店・社の手持現場8778カ所、一般工2万2953人を対象に調べたもの。
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