2019年6月公布の改正建築基準法で規定された「高度な準耐火構造」について研究開発を行ってきた日本木造住宅産業協会(東京都港区)は、木造軸組工法による準耐火構造で国土交通大臣認定を取得した。
今回取得したのは、75分準耐火構造の間仕切壁と外壁の大臣認定(間仕切壁は2021年3月16日付け、外壁は同8月23日付け)。認定仕様は次の通り。
●75分準耐火構造の間仕切壁
耐火被覆材:強化せっこうボード[GB-F(V)][防水防カビタイプ]のいずれか
両面、厚さ15mm以上、2枚張り
構造用面材張り:ありまたはなし
断熱材充填:ありまたはなし
●75分準耐火構造の外壁
屋外側被覆:軽量セメントモルタル 厚さ12mm以上
強化せっこうボード[GB-F(V)][防水防カビタイプ]のいずれか
厚さ15mm以上、1枚張り
屋内側被覆:間仕切壁と同じ
構造用面材張:ありまたはなし
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