ハマネツ(静岡県浜松市)は、静岡県袋井市に静岡工場を新たに建設した。10月から操業を開始する。新工場の稼働により、従来の生産性を20%向上させることが可能と見込む。
近年、災害対応などで屋外トイレやシャワーなどの需要が拡大していることを背景に、新工場では主にアウトドアユニットを生産する。これまでアウトドアユニットの生産拠点としてきた森工場(静岡県周智郡森町)と浜北工場(静岡県浜松市)を集約した工場となる。二つの工場を集約することで、輸送の効率化と連携強化による生産コストの抑制と生産効率の向上を図る。
新工場は中央棟、北棟、西棟の3棟の建物を中心に構成。製造品目毎に生産場所を分け効率的な生産工程をレイアウトしている。また、保管管理や製造工程の機械化・システム化により効率的な生産を可能にしている
同社では、新工場をマザー機能を担う生産拠点と位置づけ、ニーズが多様化する市場の需要に応えていくとしている。
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