政府は、建築主事を置かなければならない人口25万人以上の市として、東京都府中市を新たに指定する。2020年国勢調査の結果を踏まえ、「建築基準法第四条第一項の人口二十五万以上の市を指定する政令」を改正し、東京都府中市を追加することを9月17日の閣議で決定した。
同指定は、全国で89市目。東京都では八王子市、町田市に次いで3市目。政令の交付は9月24日、施行は10月1日。ただし、府中市はすでに独自に建築主事を設置し、建築確認等の事務を実施している。2020年国勢調査による府中市の人口は26万2932人で、前回調査(2015年)より1.0%増加。2010年国勢調査で25万人を超えていた(25万5506人)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。