新建ハウジングが運営する工務店向けオンライスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、稲葉元一朗さんの「戸建・性能向上リノベーション事業(競争戦略×事例研究)」ルームからの記事です。
19年間、コンサルティング会社にてリフォーム業界向けコンサルティングに従事。
立教大学ビジネススクールにて、リフォーム業界の競争戦略を研究。
2019年1月に独立。
戸建リノベーションビジネスの研究及び、複数の中小工務店の社外ブレーンとして活動中。
地域工務店のリノベーション事業
(事業化できている会社、軌道に乗っていない会社の特徴・傾向とは)
昨年あたりから、地域工務店によるリノベーション事業参入事例が各地で増えてきました。新築市場の縮小を見据えた参入はもちろん、今年はウッドショックによる先行き不透明感をきっかけに参入した例も増えている印象です。
下記は、地域において先導的にリノベーション事業に本格参入した一例です。
①地域工務店出身Y社・・・商圏人口20万人(小商圏)
・新築からリノベーション専門会社へ業態転換しリノベーション年商5億円
・2000万円級リノベーション案件20件超が着工待ち
②地域工務店出身W社・・・商圏人口40万人(中商圏)
・リノベーション事業を立ち上げ、その後、リノベーションを主軸とした専門会社設立
・初年度から2000万円級リノベーション案件を10棟受注し、今期は3億ペースで推移
③地域工務店出身H社・・・商圏人口190万人(大商圏)
・リノベーション事業年商5.5億円
・大商圏に適合したWEB戦略を軸にサブブランドとして安定成長
こうした先進事例も踏まえて、下記にリノベーションが事業化できている会社、軌道に乗っていない会社の特徴、傾向を記載します…
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「戸建・性能向上リノベーション事業(競争戦略×事例研究)」
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