国土交通省は9月17日、「グリーン住宅ポイント制度」の2021年8月末時点での実施状況を公表した。累計のポイント発行数は、先月から約2万9000戸、87億ポイント増えて、合計で(新築、リフォーム、既存、賃貸)6万1415戸、186億4240.8万ポイントとなった。
8月のポイント申請の合計は3万7070戸で、その内、新築が2万3126戸、リフォームが1万2148戸、既存が131戸。ポイント発行数は、新築が2万160戸で78億530万ポイント、リフォームが8492戸で8億5759.2万ポイント、既存が83戸で2490万ポイントだった。
ポイントは、10月31日までに契約を締結した一定の省エネ性能を有する住宅の新築(持家・賃貸)、一定のリフォームや既存住宅の購入を対象に発行する。
「グリーン住宅ポイント制度」は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる住宅需要の喚起と、政府が取り組む「脱炭素化」の推進を目的とし、国交省は2020年度第3次補正予算案に事業費1094億円を盛り込んでいる。
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