AGC(東京都千代田区)の太陽光発電ガラスが2024年に新設予定のシンガポール工科大学のブンゴル新キャンパスに採用される。フードコート天窓部分に設置され、キャンパスの大規模発電所への依存を低減させるとともに、ガラス本来の特長である自然採光も可能なため、明るい空間を演出するという。
同キャンパスは、エネルギーの供給元を分散化して地域の再生可能エネルギーの有効活用を可能にするマルチエネルギー・マイクログリッドを東南アジアで初めて設置し、シンガポール建設局が設けた従来の建物で必要なエネルギーを省エネと創エネで40%以上削減した建物に与えられるSLE(Super Low Energy)認証の取得を目指す。太陽光発電ガラスは、このエネルギー源の一つを担う。
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