住友林業(東京都千代田区)は資生堂(東京都中央区)の化粧品ブランド「BAUM(バウム)」が岩手県盛岡市の「BAUM オークの森」で実施する植樹活動をサポートする。活動開始にあたり9月3日に両社と岩手県との三者協定を締結した。
「樹木との共生」をテーマに掲げる「BAUM」は、商品の容器の木製パーツに使用するオーク(ナラ)の苗木を同ブランドの店舗内で育成し、育てた苗木を植樹することで森林資源の循環を目指している。2020年6月の「BAUM」誕生以来、住友林業は店内で育てる苗木の提供、メンテナンスや育った苗木をさらに植樹できる状態まで育成するなどの活動をサポートをしてきた。今回の協定は、「BAUM」の取り組みの一つである植樹活動をサポートするもので、同社では、脱炭素社会に向けた動きが加速する中、活動をサポートすることで「BAUM オークの森が将来豊かな森に成長し、そこからもたらされる公益的な価値を最大化したい」としている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。