新建ハウジングが運営する工務店向けオンラインスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、吉岡孝樹さんの「『小なれど一流』を目指す社長への【選ばれる工務店への道】コラム」ルームからの記事です。
大学卒業後、アパレル企業を経て住まいに関わること30年。自ら住みたい家に暮らし、同じ価値観でお客様にも提供する仕事がしたくて2000年鹿児島に移住し“日本一の工務店”と名高い 株式会社シンケンに入社。その後、2002年自宅を新築、2010年著書『家づくりの玉手箱』発刊。本作は、氏の個人的営業トーク→シンケンHPのブログ→書籍化というプロセスで生まれたもので、全編にわたり新鮮な住まい手目線の写真と文体で表現され読者から絶大な支持を得ている。SNS時代にも通じる住宅コンセプトブックの金字塔とも言える一冊。2019年に株式会社家づくりの玉手箱を設立、『工務店の参謀』としての活動を開始。…
続・200%エコな日よけ
■続・家づくりの玉手箱
剪定後の灼熱化
7月に4年ぶりの庭木剪定をして以来、我が家の2階リビングは灼熱化してしまいました。(剪定の様子は オリンピックイヤーの『庭木剪定』 をご覧ください)
1ヶ月ほど経ち、丸坊主の枝から一斉に新芽が吹いてきました。 今年の日よけには間に合いませんが、来年の夏にはしっかり日よけとしての戦力になるはずです。
深い緑に覆われていた2階デッキは一日中炎天下にさらされるようになりましたが、遠くの山や海や打ち上げ花火が再び楽しめるようになりました。
無くなると感じる「ありがたみ」
一般的には庭木では避けることも多いのですが、自宅では成長の早いクスやシマトネリコを果敢に植えました。剪定は大変ですが、剪定後の葉陰の復活はすこぶる早いのです。これらの木は常緑樹ですが、夏は枝をどんどん伸ばして日射の調節をしてもらい、冬になる前にバッサリ切って冬の貴重な日差しを目一杯取り入れるようにしていました。
剪定後の灼熱化は初めてのことではなく予め覚悟はしていましたが、今年は特に暑い日が多く厳しい毎日でした。大きく繁った庭木の葉っぱが、いかに日よけの役目を果たしていたか改めて実感することになりました。
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