脱炭素の報道が活発化するなか、高断熱化に取り組む工務店が増えてきた。一方で断熱気密のセオリーから外れて結露などのトラブルを招く事例も散見する。押さえておくべき断熱気密の基本について、宮城学院女子大学教授・本間義規氏に聞いた。基本ポイント全20項目のうち、ここではその一つ、結露への配慮に対するポイントを紹介する。
◉温暖地でも付加断熱の採用が少しずつ増えている。グラスウール充填断熱に付加断熱を施した場合、透湿抵抗の大きな合板のさらに外側に断熱材が付加されることで温度の状態が改善され、内部結露リスクを減らす効果がある。
◉仙台を例に湿式外断熱工法でシミュレーションを行うと、EPS25mm厚では相対湿度90%以上の頻度が年間13%、EPS50mm厚で5%、EPS75mm厚で1%となる ⇒下グラフ③
◉仙台ではある程度高い熱抵抗の付加断熱をしないと・・・・
続きは『新建ハウジング別冊・ワンテーママガジン9月号/がんばる地場工務店(工務店経営のための技術習得講座 攻めと守りの技術研究所 断熱気密【超基本テクニック】徹底ガイド)』(2021年8月30日発行)に掲載。図やグラフを使ってわかりやすく解説していますのでぜひ誌面でご覧ください。
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