不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は8月30日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての7月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4031万円で、前月比0.6%上昇。2カ月連続の4000万円超えとなった。8エリア全てにおいて2カ月連続で前月比上昇となり、東京都(23 区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の7エリアで2017年1月以降最高額を更新した。
エリア別では、全エリアで6カ月連続で前年同月を上回るなど、全体的に価格上昇傾向が続く。6エリアが前年同月比5%以上の上昇で、さいたま市は10.7%と2桁の上昇率となった。平均価格指数は、特に東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県西部の中心エリアの上昇が顕著で、いずれも周辺エリアの前年差を上回っている。
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