大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、同社が運用する「キャリアデザイン支援制度」(早期退職優遇制度)において、2021年度は対象者と優遇措置を拡大・拡充して募集すると発表した。
対象者は、これまでの「対象年度の4月1日現在で、当社に在籍する49歳もしくは54歳、かつ勤続15年以上の職員」から「2021年4月1日現在で、当社に在籍する45歳から54歳、かつ勤続10年以上の職員」に拡大。希望者はセカンドキャリア支援策が利用できるほか、通常の退職金とは別に支払われる特別加算金が増額される。
同社は、2008年から定年を問わず社員自身のライフスタイルにあった時期に退職し、第二の人生における転進・独立を支援する同制度を導入。また、強固な組織づくりのため、役員定年制や社内フリーエージェント制度などによって多様な人財が活躍できる組織運営に注力している。同社では、さらなる組織の活性化には社員構成における世代の不均整の是正が必要だとして、今年度の「キャリアデザイン支援制度」を拡充。社員の多様化する職業観・ライフプランをサポートするとともに、同社のより一層の発展に向け組織人員の最適化を図るとしている。
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