国土交通省は8月25日、7月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は0.0%の均衡となり、6月と比べ0.2ポイント不足幅が縮小。前年同月比では0.4ポイントの縮小となった。
職種別の状況では、鉄筋工(建築)で均衡、型枠工(土木)、型枠工(建築)、左官、配管工で過剰、その他の職種で不足となっており、鉄筋工(土木)の不足率0.6%が最も大きい。また、型枠工(建築)の過不足率の対前年の減少幅が大きくなっている(1.2%→1.0%過剰)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2021年7月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1628店・社の手持現場9072カ所、一般工2万4764人を対象に調べたもの。
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