新建ハウジングが運営する工務店向けオンラインスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、吉岡孝樹さんの「『小なれど一流』を目指す社長への【選ばれる工務店への道】コラム」ルームからの記事です。
大学卒業後、アパレル企業を経て住まいに関わること30年。自ら住みたい家に暮らし、同じ価値観でお客様にも提供する仕事がしたくて2000年鹿児島に移住し“日本一の工務店”と名高い 株式会社シンケンに入社。その後、2002年自宅を新築、2010年著書『家づくりの玉手箱』発刊。本作は、氏の個人的営業トーク→シンケンHPのブログ→書籍化というプロセスで生まれたもので、全編にわたり新鮮な住まい手目線の写真と文体で表現され読者から絶大な支持を得ている。SNS時代にも通じる住宅コンセプトブックの金字塔とも言える一冊。2019年に株式会社家づくりの玉手箱を設立、『工務店の参謀』としての活動を開始。…
オリンピックイヤーの『庭木剪定』
■続・家づくりの玉手箱
オリンピックイヤーの『庭木剪定』
いよいよ東京オリンピックが始まりました。
世界の各地で4年毎に開催されてきたオリンピック。これまで中止はあったそうですが延期は初めてとのことです。昨年、自宅の庭木の剪定をしてもらいました。特に意識していた訳ではなかったのですが庭木の剪定も4年に1度、それもオリンピックイヤーにお願いしていることに気づきました。
庭にはクス・シマトネリコ・シラカシなどの常緑樹とソメイヨシノ・カツラ・イロハモミジなどの落葉樹があります。50坪少しの土地に建物・カーポート・アプローチといったコンクリートや石の場所以外で土のあるところに木は植わっていますので、森の中のように見えますが実は木の本数は数えるほどしかありません。
本数がそう多くないといっても植え込んで18年ともなると、なかなかのボリュームになります。何しろ2階リビングの自宅では、新築当時は日当たりが良すぎて室内も猛暑でした。早くリビングにも木陰が欲しくて、成長が早く大きくなる樹種で攻めています。その結果、木が成長してからの変貌ぶりはひとしおです。剪定の際に初めて来てくれた応援の庭師さん曰く「切ってみたら何本もなかったねー」との談でした。
ご近所の人によると、この土地は宅地になる前はずーっと畑だったところのようで、そこそこ養分もあるのか庭木の成長には適しているようです。やはり生き物ですから、植える場所の土や水はけなども生育には大きく影響します…
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