特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(東京都港区)は8月25日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「第15回キッズデザイン賞」の受賞作品234点を発表した。
新型コロナの影響が子ども・子育てに大きな影響が及んでいる状況に対し、同賞では今回、子どもが持つ「生き抜く力」をサポート・強化するデザインを対象とする「BEYOND COVID-19特別賞」を新設した。
応募作品は、新しい生活様式の中で過ごす時間の充実、安全・安心の向上を図る住宅関連設備などが増加傾向で、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指した作品も多く見られた。オンラインの特性を生かした子ども向け製品やサービスなどもあり、今後の発展の可能性が感じられる結果となったという。
受賞作品は、部門別に「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」57点、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」107点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」70点。応募総数は409点だった。受賞作品一覧はこちら。
9月29日に最優秀賞などの発表・表彰式を行う予定。今年は会場・オンラインでの開催となる。
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