積水ハウス(大阪市)は、外出先から住宅設備の遠隔操作ができる間取り連動型のスマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch(プラットホームハウスタッチ)」を8月30日から関東地区、関西地区の新築住宅向けに先行販売を開始した。全国展開は12月1日を予定。
同サービスは、間取り図と連動した視覚的に直感操作できるスマートフォンアプリで、温湿度センサーや、窓センサーなどのIoTデータをクラウド上で蓄積し、外出先からエアコンなどの機器を確認・操作することができる。また窓や玄関ドアの不正開放や、火災報知器の鳴動などの異常状態、家族の玄関ドア開閉操作などの住まいの状態も外出先でも確認することができる。情報セキュリティに関しては一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会が定めるスマートホーム分野に準拠したセキュリティ要件を満たし、サーティフィケーションマークを取得している。
同社では現在、住まいのビッグデータ(住環境データ・ライフスタイルデータ)を活用して、「健康」「つながり」「学び」を軸にしたサービスを提供する「プラットフォームハウス構想」を推進している。今回提供を開始した「プラットホームハウスタッチ」は、同構想における「つながり」を軸にしたサービスとして提供する。
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