接客・営業支援クラウドのマイホームアプリmyhm(マイホム)を提供するマイホム(東京都港区)は8月25日、同社の株主でZOZOタウン創業者の前澤友作氏と、マイホームを建てる人に10万円をプレゼントするキャンペーンを開始した。キャンペーン対象者は、マイホムを導入している工務店で12月25日までに請負契約を結んだ施主。新型コロナとウッドショックで苦境に立たされている全国の工務店を支援したいとして実施したもので、同社によると総額10億円規模のキャンペーンになるという。
キャンペーンサイトはこちら。イメージキャラクターには俳優の要潤さんを起用。「家づくりの要(かなめ)に」をキャッチコピーにマイホムを訴求する。
マイホムは、施主との情報共有やコミュニケーションをスマホアプリ一つで円滑に行うことができる工務店と施主をつなぐ接客・営業支援クラウド。マイホームが完成するまでの図面や仕様書の進捗確認、引き渡し後のメンテナンスなど、膨大な家に関わる全ての情報がアプリで管理できる。導入企業は800社以上、アプリ利用者は1万人以上にのぼる。
同社は7月に、前澤氏が代表を務める「前澤ファンド」から2.4億円の資金調達を実施している。前澤氏は発表時に「自分自身でもマイホームを作って分かったことは、理想の家を作るためには作ってくださる現場の監督や職人さん達との密なコミュニケーションがとても大事だということ。マイホムは家づくりの際に必要になる様々なコミュニケーションや工程管理をたった一つのアプリでマネージメントできる優れもの。皆さまに安心して理想の家づくりをしていただけることを目指していきます」とコメントしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。